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ピロリ除菌、胃炎も保険適用へ

ピロリ菌は、幼少時、多くは2歳以下に口から体内に入り、胃の粘膜に住み着くと考えられています。これまでピロリ菌の除菌治療は、胃・十二指腸潰瘍に限定されていましたが、2月22日の保険改定により、慢性胃炎でも受けることができるようになりました。

我が国の胃がんの90%以上は、ピロリ菌陽性の慢性胃炎を基盤に発生することが知られており、今回の胃炎への保険適応拡大により、一気に胃がんの発生を減らせる可能性がでてきました。

内視鏡検査で胃炎を確認し、胃生検もしくは、血液検査、便検査、呼気検査などでピロリ菌陽性胃炎と診断されれば、ただちに除菌治療を受けることができます。

ピロリ菌の除菌には、胃酸を抑えるPPIという薬と2種類の抗生物質を朝と夕に分けて1週間服用します。80%強の成功率で、もし除菌に失敗しても、別の薬の組み合わせによる二次除菌を行えば、最終的に90%は除菌に成功します。

岡井内科では、安全で確実な治療を行えるよう、除菌成功率の高い治療薬を揃えております。どうぞ、専門機関の当施設へお気軽にご相談ください。(TEL:053-435-1002)

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